マイタケエタノール抽出エキスによる皮脂産生促進作用

2007年06月07日

2007年6月7日(木)・8日(金)に東京・ヤクルトホールにて開催された第32回日本香粧品学会では、東京薬科大学伊東教授の研究グループと株式会社ハイマートによって、マイタケエタノール抽出エキスによる皮脂産生促進作用が報告されました。

マイタケエタノール抽出エキスによる皮脂産生促進作用

長尾美枝1,袁嵐1,佐藤隆2,秋元賀子2,伊東晃2
  1. 株式会社ハイマート
  2. 東京薬大・薬・生化
結論

マイタケエキスは,in vivoおよびin vitroにおいて皮脂産生促進作用を有することが強く示唆され,従来の皮膚表面を油脂や水分で覆う保湿ではなく,自分の肌の皮脂分を増やすことで肌本来の保湿や保護機能を高める働きがあるものと期待される.

日本香粧品学会について

1976年に化粧品研究者、薬学研究者、皮膚科医が共同で活動を始めた学会。化粧品の安全性、有用性に関するテーマを中心に香粧品学研究の主要機関として、21世紀を生きる多くの人が必要とする化粧品とその情報を届ける役割を担っている。

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